研究室

研究室での生活

研究室での日常的な活動として,講義以外に,

  • ディスカッション (研究内容の議論)
  • セミナー (研究室内での輪講)
  • 合同セミナー (地震関連の研究室合同,各人の研究報告)

を定期的または不定期に行っています。

ディスカッションは不定期または定期的に行って,それまでの研究経過をたどりながら,研究を進める方向や解析方法等について議論し,最終的な研究成果のイメージを固めていきます。 基本的には,学生さんから研究の方向性などで困ったときやある程度結果がまとまったときに議論をしよう,と言ってくれることを期待しています。しかし,時には突然,議論をしようと私が言ってはじめる場合もあります。いつでも議論できる体制で研究室に来ていることを期待しています。

研究室でのゼミでは,自分の研究に関連した英語の論文の輪講を主として行っています。また,必要に応じて基本的な内容の教科書的な本の輪講も別に行って基礎体力の強 化をはかります。輪講では,講師となった人が論文や本に書かれた表面上の文言だけでなく,周辺の数学的知識,式の展開課程なども含めて詳細に紹介します。 従って,講師は参考文献の幅広い調査なども行いながら,準備しなくてはなりません。

また,フーリエ変換は最低限理解している必要がありますので,毎年,前期の間には通称,大崎本,大崎順彦著「新・地震動のスペクトル解析入門」(鹿島出版会)を研究室のセミナーとして輪講します。

また,研究的な行事以外(簡単に言うと宴会系)の行事は新歓コンパや追い出しコンパ以外にも,専攻の行事にあわせて不定期に宴会が入る場合があります。

研究の環境

解析と観測の両方を研究の対象としていますので,それぞれに必要な道具はある程度そろっています。ただし,観測機材については,何もかもあるわけではありませんので,いろいろなところから借りてきて使わせてもらう場合もあります。

観測の準備や機材のメンテナンス等でハンダごてを握ることもしばしばです。工作の好きな人には楽しいかもしれません。

解析に用いる計算機としては,PCを使っています。最近は,PCでも十分な速度がありますので,いわゆるEWS (Engineering Work Station)はありません(遅くて高い計算機を買う理由は何もないので…)。2013年2月には,10ノードの計算機を持つPCクラスターマシンを導入しました。その後、15ノード240コアに増強しています。なお,PCは必要に応じてパーツで購入しています。 また商用のソフトを使うこともほとんどありませんので,すべて,OSとしてはフリーのUNIXシステムを利用しています。コンパイラも無料で使えるので大変都合がよいのです。

クライアントシステムとしてWindowsやMacintoshは,個人的には将来性や安定性、セキュリティに不安がありますので,学生さんのPCもすべてフリーのUNIXを使ってもらっています。//(単にOSを人数分そろえるお金が惜しいだけかも…)。

標準的なクライアントの環境としては,

  • エディター:emacs
  • 日本語変換:Wnn6
  • 文書整形:pLaTeX2e
  • メールリーダ:mew
  • コンパイラ:g77,gcc,ifort (Intel Fortran), pgf77 (PGI Fortran)
  • グラフ:gnuplot,MatLab
  • ドローソフト:tgif
  • お絵かき:gimp

というような,超オーソドックスな構成です。言葉を変えると私が普段使っているアプリケーションソフト,ということもできたりします。なお,私はFortranとperlでプログラムを書いていますので,研究室でもFortranを使うことが多くなるかもしれません。最近は,Objective Oriented Programmingが流行っているようなので,Pythonに挑戦しましたが一瞬で挫折して,rubyを試しています(rubyはとても使いやすいと思っています)。もちろん,C,C++,Lisp, Pascalなど,好きな言語を使っていただいてOKです(どれもフリーで使えます)。

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