2016年熊本地震調査速報(熊本市東区の被害)

1. K-NET熊本(KMM006)佐土原

K-NET熊本(KMM006)は熊本市の東部土木センターの一角に置かれています。14日の地震で震度6弱,16日の地震で震度6強を記録しています。周囲は佐土原2丁目と3丁目ですが,比較的新しく開発された住宅街のようで新しい建物が多く,被害が目立つということはありませんでした。また,古そうな住宅もモルタルの壁にひびが入ったり,瓦が落ちたりしていますが,大きく変形して崩壊しているような建物はほとんどみられません。KMM006の東側は工場が建っていて非構造部材である壁が剥落していたり,窓が割れたりしていました。
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2. 山ノ神2丁目

佐土原3丁目の北側に位置する山の神2丁目も佐土原と同様に新しい建物が多く,構造的には健全であるように見えました。ただ,4枚目の写真にあるとおり,擁壁が壊れたことにともなって住宅が被害を受けている場所がありました。
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3. 御陵1丁目御陵2丁目

県道203号線が国道53号線と交差する下南部交差点から県道103号線と交差する御陵2丁目交差点までの間にあるRC造の古い構造物に被害がみられました。
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アパートの屋上におかれた給水塔が傾斜しています。化粧で覆われているので詳細はわかりませんが,給水タンクを支える支柱が破損して傾いているものと思われます。
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4. その他の被害

これも給水塔の被害です。給水塔を支える構造物ではなくタンクそのものが座屈しているように見えます。長嶺南1丁目のアパートです。
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小峰2丁目ではRC造の非構造部材が損傷していました。下の写真は県道232号線沿いに並んで建っている建物です。ブルーシートで覆われている建物は壁材が剥落したため雨よけのために屋根からブルーシートで囲った,ということでした。
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下の写真の1枚目は秋津新町バス停前の建物,2枚目は若葉2丁目のアパートです。いずれも壁に大きなヒビが入っています。
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