2016年熊本地震調査速報(嘉島町の被害)

1. 上六嘉

嘉島町の多くの集落は14日の地震ではほとんど被害がなかったようですが,16日の地震で非常に大きな被害を受けました。益城町と同様に古い木造住宅が大きな被害をうけていて,新しい建物については,少なくとも倒壊するような被害はみられませんでした。

最後の写真は背景に写っている家の飼い猫と思われます(違うかもしれませんが)。微動を測っているときに,人懐こく近寄ってきました。飼い主が避難所へ避難しているため,寂しかったのかもしれません。避難所へペットを連れて行くにはいろいろと難しい問題が多くあります。何も知らないペットの動物たちには気の毒ではありますが,人間のほうが自分のことだけで精一杯ということもありますし,そうかといって生活をともにしてきたペットを無下に扱うこともできない,というのは悩ましいところです。
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2.

上六嘉の北西側に位置する鯰の集落でも大きな被害が見られました。ただ,きちんと数を数えたわけではありませんが,上六嘉に比べて鯰のほうが被害の度合いがやや軽いように感じました。もちろん,相対的な比較で,被害が甚大であることは間違いありません。どちらの集落も木造住宅の多くは古い屋敷ですので同じように揺らされれば同じように応答するものと想像されます。それでも,完全な倒壊に至っていない古い木造住宅が鯰のほうが上六嘉よりも多かったように感じられました。定量的なデータを持って議論すべきことで,これはあくまでも印象にすぎません。
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